相続した土地売れない時の対処法について

不動産売却のプロとして相続問題を解決します

当社は地域密着40年以上の不動産会社です。
豊富な不動産売却のノウハウを活かし、
皆様の大切なお住まいの売却をサポートいたします。

相続した土地が売れずお困り方へ

相続した土地があるものの、管理や売却に関する知識がなく、どう手を付けていいのか分からない。

さらに、税金や維持費、隣地との関係など、さまざまな問題が頭を悩ませてはいませんか?

弊社では急に土地を相続してしまった
オーナー様のご相談も承っています。
相続した土地の売却を検討されている方は
気軽にご連絡くださいませ。

売れない土地があると相続で困る

売れない土地を相続した場合、
相続人にはさまざまなが生じることがあります。

故人が所有していた不動産は、売却して相続人間で代金を分配するか、いずれかの相続人がそのまま引き継ぐことになります。しかし、売れない土地の場合は、売却して代金を分けることができず、相続したい人がいないと、相続人同士でその土地を押し付け合う事態になることもあります。

売れない土地を
相続する時に起きる問題

  • 維持費の負担

    土地を所有していると、固定資産税や管理費が発生します。売れない場合、このコストが家計に負担となります。

  • 管理の手間

    空き地の場合、草刈りや清掃、境界線の確認など、維持管理に手間がかかります。

  • 相続税の負担

    相続した土地の評価額によっては、相続税が高額になる場合があります。売却できないと、現金化が難しくなり、税金の支払いに困ることがあります。

  • 売却のタイミング

    市場状況に左右されるため、売りたいときに売れないことが多く、計画通りに資産を現金化できないことがあります。

  • 相続人間のトラブル

    相続人が複数いる場合、土地の分割や売却を巡って意見が分かれることがあり、これがトラブルの原因となることがあります。

  • 資産の流動性の低下

    売れない土地は流動性が低く、資産の運用や転用が難しいため、他の投資機会を逃すことがあります。

売れない土地を相続する際の注意点

  • 売れない土地だけ相続放棄することはできない

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    売れない土地だけ相続放棄することはできない

    相続放棄は相続財産全体に対して行われるためです。つまり、相続人は特定の財産のみを放棄することができず、すべての財産(プラスの財産とマイナスの負債)を放棄するか、すべてを相続するかの選択をしなければなりません。したがって、売れない土地だけを選んで放棄することは法律上認められていません。

  • 相続登記をしないで済ませることもできない

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    相続登記をしないで済ませることもできない

    相続した不動産の名義が故人のままでは、正式にその不動産を管理・利用・売却することができないためです。また、相続登記を行わないと、相続人間の権利関係が不明確になり、将来的にトラブルが生じる可能性があります。法律的にも、相続登記は義務とされているため、適切な手続きを行う必要があります。

  • 全員が相続放棄しても土地の管理義務は残る

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    全員が相続放棄しても土地の管理義務は残る

    相続放棄によってその土地の所有権が他の相続人や関係者に移るわけではないからです。相続人が全員放棄した場合、その土地は「無主物」となり、誰の所有にもならなくなりますが、法律上は土地の管理や維持に関する義務が依然として残ります。このため、税金や維持管理の責任は放棄した相続人に課されることがあります。

  • 売れない土地は寄付も難しい

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    売れない土地は寄付も難しい

    寄付を受け取る側がその土地の価値や活用方法に疑問を持つ場合が多いためです。また、土地が売れないということは、需要が低く、管理や維持にコストがかかるため、寄付を受ける側がその負担を避けたがることが一般的です。その結果、寄付を受け入れることが難しくなります。

相続した売れない土地を
持ち続けるとどうなる?

  • 固定資産税の負担

    土地を所有していると、毎年固定資産税が発生します。この税金は土地の評価額に基づいて計算され、年々増加することもあります。特に土地の評価が上がった場合、税負担が大きくなり、経済的な圧迫要因になります。

  • 管理の手間

    空き地や未使用の土地の場合、草刈りや清掃、ゴミの撤去などの維持管理が必要です。また、周囲との境界の確認や、建物の老朽化を防ぐための措置も求められます。これには時間や労力がかかるほか、場合によっては専門業者に依頼する必要があるため、追加コストが発生します。

  • 将来的な売却の難しさ

    土地の市場価値は経済状況や周辺の開発状況によって変動します。売りたい時に売れない場合や、思ったより低い価格でしか売れないことがあるため、資産運用の柔軟性が失われる可能性があります。

  • 用途の制限

    土地には用途地域が設定されており、住宅、商業、農業などの利用方法が法律によって制限されています。これにより、土地の活用が難しくなることがあります。また、建築制限や環境保護規制なども影響を与える可能性があります。

POINT

相続した土地を持ち続けることには多くの側面からの影響があり、慎重な判断が求められます。
必要に応じて専門家に相談し、最適な管理方法や処分方法を検討することが重要です。

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売れない土地の特徴

  • 立地条件の悪さ

    交通アクセスが不便、周囲に商業施設や公共サービスが少ない、環境が悪い(工業地帯や騒音の多い地域など)場合、売れにくくなります。

  • 利用制限

    用途地域や建築制限が厳しい場合、希望する利用ができないため、買い手がつきにくくなります。例えば、農地や特定用途専用地域の土地は、自由に開発できないことがあります。

  • 面積や形状の問題

    土地の形状が不整形である、または面積が極端に小さい(または大きい)場合、利用が難しくなるため、買い手の関心が薄れます。

  • 権利関係の複雑さ

    複数の相続人がいる場合や、地役権や抵当権が設定されている場合、権利関係が複雑になるため、購入を躊躇されることがあります。

  • 周辺の環境

    周囲の土地や建物の状態が悪い(荒廃した地区や治安が悪いエリアなど)場合、その影響で売れにくくなります。また、近隣に不良物件がある場合、購入者がその影響を懸念します。

  • 市場価値の低さ

    地域の不動産市場が低迷している場合や、過去の取引価格が低い場合、売れにくくなります。市場の需要がない土地は、価格を下げても買い手が現れないことがあります。

  • 未開発地域

    開発計画がない地域や、インフラが整っていない地域の土地は、将来的な成長が見込まれないため、売却が難しいです。

  • 環境問題

    土壌汚染や水害のリスクがある地域は、買い手にとって大きなデメリットとなります。このような土地は、適切な処理が必要であるため、購入の意欲が減少します。

売れない土地を手放す・処分する方法

  • 相続放棄

    全ての相続人が土地を相続放棄することで、その土地の負担から解放されます。放棄の手続きは、相続が発生したことを知ってから3ヶ月以内に行う必要があります。放棄すると他の相続財産にも影響があるため、慎重に判断することが大切です。

  • 賃貸

    売れない土地を賃貸することで、定期的な収入を得られる可能性があります。駐車場や資材置き場として利用することができる場合、地元の企業や個人に対して貸し出しの提案を行うことが有効です。

  • 売却のための整備

    土地の整備を行うことで、売却しやすくすることができます。例えば、土地の雑草を刈り取り、境界を明確にし、整地することで、購入希望者にとって魅力的な状態にすることができます。また、簡易的なインフラ(例えば、電気や水道の引き込み)を整えることも評価を高める要因になります。

  • 不動産会社や専門業者に相談

    売れない土地を扱う不動産会社や相続専門の業者に相談することで、専門的なアドバイスを受けることができます。市場調査を行い、適正価格での売却方法や土地活用の提案をしてくれることがあります。信頼できる業者を選ぶことが重要です。

POINT

これらの方法を具体的な状況に応じて組み合わせて考えることで、売れない土地の問題を解決する手段を見つけることが可能です。
また、各方法のメリット・デメリットを理解し、将来的なプランを立てることも重要です。

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